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執筆者の写真Lemongrass KIYO

母と犬の関係性から人間関係を考えてみる

こんにちは。

上級心理カウンセラー、

マインドフルネススペシャリスト、

マインドフルネスカウンセラーの KIYOです。


実は、先月末から、

普段は東北に住んでいる母と 同居しています。


母は3月末の同窓会に向けて、 長く滞在していたのですが、

勿論、同窓会は延期となり、

また、新幹線での移動が不安と感じて、

我が家での滞在を延長しています。


我が家には私のパートナーの

イタリアングレーハウンドがいるのですが、

母は毎日15000歩を日課にしているので、

彼(犬)とお出掛けする機会もあります。



以前、私が入院した際など、

母が犬を実家に連れ帰って、預かってくれたり、

母も子供の頃から犬を飼っていたので、

犬派なのですが、

家の中で犬と生活するのは初めてのことです。


最初は、普通に犬と飼い主の家族のような

関係性だったのですが、

ある時、散歩から帰ってきた母が

「はーい、足を綺麗に洗いましょうねぇ、

もうすぐ、お水がお湯になるからねぇ、

お湯温かいねぇ、足湯だねぇ、

お口も綺麗にしましょうねぇ、

さぁ、足を拭いて、

お口はティッシュで綺麗にしましょうねぇ」

と犬と会話をしていました。


犬を飼っている人だと、

犬に話しかけるのは、当たり前かもしれませんが、

母はずっと犬は外で買う環境だったので、

必要な言葉以上は掛けていなかったんですね。

例えば、

「お座り、お手、よし!」

みたいな指示的な言葉だけでした。


それが、今では、2歳児の子供に接するかのように、

一日中話しかけています。

「はぁい、ご飯ですよ」

「もう少し、器がキレイキレイになるまで食べなさいね」

「君は良い子でしょ?それはだめだよね」

「かわいいねぇ、もう眠いの?ナデナデしましょうねぇ」

と一日中、普通に家族の一員のように、

話しかけています。


母に、なんでそのように変わったの

と尋ねてみたら、

「この子は話すことが分かるから、会話が成立するでしょ。

だから、会話をするようになったみたい」

とのこと。


確かに、犬を観察していると、

尻尾や耳、目などで、感情は分かりますし、

こちらの言った言葉に対して、

態度できちんと示してくれます。


私は飼い主なので、当たり前に話していましたが、

客観的に、母の変化を見ていて、

コミュニケーションが形成されていくことを

まざまざと感じさせてもらいました。


例えば、赤ちゃんとのコミュニケーションも

難しいですが、

話しかけていたり、観察することで、

赤ちゃんのことが分かるようになりますよね。



しかし、一般の社会において、

コミュニケーションを築くときは、

どうでしょう?


第一印象や、立場、様々な要因による

幾重ものフィルターが掛かって、

コミュニケーションを築く為の、

話しかけや、観察することが、

どこか忘れ去られたまま、時が経って、

未成熟な関係が続いていることはないでしょうか?


もちろん、人間と人間の関係は、

人間と犬のように単純ではありません。


しかしながら、相手をよく見て観察し、

その気づきを基にした会話を繰り返すことで、

良い人間関係の基礎は作られていくのではないかと思います。


マインドフルネスの基本の基本は、

注意を向けて、気づくことです。


是非、人間関係に於いても、

注意を向けて、気づき、

それに自分が適していると思った、

発言や対応をし続けて、

良い人間関係を築いてくださいね。


公式HP:https://lemongrasskiyo.net/

KIYOでした。


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