top of page
執筆者の写真Lemongrass KIYO

「いずれがあやめ、かきつばた」本当に見分けが難しい

こんにちは。

KIYOです。


5月5日の子供の日に「菖蒲湯」に入られた方も多いのでは?

また、お散歩をしていて咲いている花が

「しょうぶ?あやめ?かきつばた?」と思っている方も少なくないはず。



上の写真は、昨日、私がお散歩中に撮影したものです。

今日は私自身も悩む、

しょうぶ、あやめ、かきつばたの見分け方をお教えします。

さて、この写真はしょうぶ?あやめ?かきつばた?


まず、最初に、

「菖蒲湯」に使われる「菖蒲(ショウブ)」は皆さんが思っている「菖蒲」では

ありません。

じつはショウブ科に分類されるものの、以前はサトイモ科に分類されていた、

ガマのような花が咲くお花です。

皆さんがイメージしている「菖蒲」とは異なるのです。

驚きですよね。


皆さんが「菖蒲」と思われているものは「花菖蒲(ハナショウブ)」になります。

そして「アヤメ」を漢字で書くと「菖蒲(アヤメ)」と、

なんと「ショウブ」と同じになってしまいます。

つまり、それ位にているということなんですよね。

「カキツバタ」は「杜若」と書きます。

この3つは「アヤメ科アヤメ属」なので、本当に見分けがつきません…

それでも、見分ける方法がありますので、

その5つのポイントをお読みください。



1.咲いている場所

「ハナショウブ」:陸から水辺の半乾燥、もしくは水湿地に生育

         「カキツバタ」に比べると乾燥地に生育できる。

「アヤメ」:畑や路地など乾燥した地域に生息

「カキツバタ」:水辺などの湿地に生息


2.咲く季節

「アヤメ」が5月上旬に咲き、

それに続いて「カキツバタ」(5月中旬)、

「ハナショウブ」は5月中旬から6月下旬まで。


3.花の大きさと高さ

「ハナショウブ」は大輪で、背が一番高い(80~100cm)

「アヤメ」は小さな花で、背が一番低い(30~60cm)

「カキツバタ」は花の大きさは「ハナショウブ」と「アヤメ」の中間で、


4.葉で見分ける

「ハナショウブ」は、葉の中心に、くっきりとした葉脈が見える。

「アヤメ」は、細長い葉

「カキツバタ」は、葉脈はあるもののくっきりとはしておらず、幅広い


5.花で見分ける

「ハナショウブ」は種類が多く、紫系や黄色系、絞り等いろいろな花がありますが、

どれも、花弁の根元に黄色の目の形の模様があります。

「アヤメ」は花弁の根元に網目状の模様があります。

「カキツバタ」は花弁の根元に白い目型の模様があります。


いかがでしたか?

見分けられそうでしょうか?


では、これらを踏まえて最初のお写真をご覧ください。

答えはお分かりですか?

私も良く考えたのですが、アヤメの一種かと思います。

お恥ずかしながら、自信はありません。


やはり、見分けるのは難しいですね。

それでも、この季節の美しく、凛としたお花を楽しんで頂ければと

思います。


今日も、一日が少しでもHappyが感じられ、

感謝できます日でありますように。


KIYO


閲覧数:16回0件のコメント

Comments


bottom of page