こんにちは。
KIYOです。
今回は、 2001年のフランスのドラマで、
2001年のカンヌ国際映画祭にて審査委員グランプリ、
男優賞、女優賞の3つを受賞した、評価の高い作品をご紹介します。
予告編はこちら↓
厳格な母に育てられた主人公のエリカ(39歳)は
名門音楽院でピアノ教授としてレッスンを行うものの、
そのレッスンは、自身の母親に抑圧されている部分に対抗するように、
生徒に対して、非常に厳しいものです。
そして、エリカは自身でもいうように
感情を表情に一切表しません。
母親は異常なほどに過干渉
娘は激しく反抗するものの、結局のところ母を受け入れてしまいます。
そんな時に、若く美しく才能のある青年と出会います。
エリカと青年は惹かれあうのですが…
というお話です。
正直、エリカも母親も精神的な大きな問題を抱えています。
映画自体に不快感を感じる人も多いでしょう。
しかし、私はこの映画が好きで、
3回以上は観ています。
というのも、ピアノの演奏が、演者によって
こんなに変わるのか、
精神的状態によって、こんなに変わるのか、
という程、はっきりとピアノをベースに物語が進められている点が
好きですし、
母と娘の関係性のあり方を考えさせてくれる映画だからです。
もちろん、ここまで極端な関係は普通はないかと思いますが。
また、イザベル・ユペールの演技が素晴らしい!!
無表情の下の感情を微妙に表現しています。
それは、目の色だったり、背中たったり、肌の色だったり…
素晴らしいです。
中々、男性には受け入れにくい映画かとは思いますが、
精神的に余裕がある時に
ご覧になられることをお勧めします。
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KIYO
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