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執筆者の写真Lemongrass KIYO

第10回「はじめてのフラワーアレンジメント」レッスンレポート

こんにちは。

2019年初めてのレッスンを1月20日(日)に行いました。


受験シーズンともあり、

参加者は3名と、いつにもましてアットホームな雰囲気の中、

新春らしいお花を選んでしまいましたので、

花瓶をお持ちの方には花瓶をお持ちいただいて、

花瓶へのアレンジメントを行っていただきました。


花瓶へのアレンジは、

お花をストン、ストンと長さやバランス配置に気をつけて

入れていけば良いように思われるかもしれませんが、

実は花瓶の中で、枝を組みながら、広がりや高低差を出していくので、

結構難しいものです。


そのまま、お花を入れると、向きや場所がずれてしまうので、

組んでいくように、バランスや配置、高さを考えながら行います。


今回の花材は、新春らしく

啓翁桜(山形の特産品で冬に咲く桜です)

水仙

菜の花

ストック

アルストロメリア

でした。




この方は、桜を中心に配置したい、というコンセプトがあり、

では、桜を中心に置きながらどのように、他の花を配置するか、と言うことを考えました。

水仙を右上から左下に高さの差を使って、斜めのラインを作り

菜の花を扇状に生け、桜を引き立てるように、淡い色のストックを同じラインに置きつつ、

色の濃いアルストロメリアを、やはり中心下部に配置したことで、

ピンクの中心のストレートラインが伸びやかになり、

かつ、菜の花や水仙の動きが加わる事で、春らしく、芽吹く雰囲気、勢いすら感じる作品に仕上がっていると思います。





この方は、お花をエリアごとにまとめることで、ミニマルな感じがしつつも、

清楚な雰囲気さえ感じます。

左上に伸びあがる桜、右下にゆったりと流れる水仙の葉のラインもとてもきれいですよね。

水仙は、そのまま使用しても、花と葉を分けて使っても、袴をはかせて好きな形にすることも出来ます。

また、下部のアルストロメリアの位置もちょうどバランスの良い場所で、かつ葉が広がっているところに、生命力を感じますよね。

春を静かに土の中で待つ、様々な花々を迎えるかのような作品だと思いませんか?





こちらの作品はオアシスを使ったものになります。

たゆやかに伸びる啓翁桜のラインと、スッと伸びる水仙のライン、

とても美しいラインですよね。

これらの垂直のラインに対して、ストックやアルストロメリアをバランスよく配置し、

菜の花や、菜の花の葉でオアシスをカバーすることで、ふわっとしたベース、

まるで春の野山のような、優しく暖かい空気を感じるようなベースがあるので、

全体の緩急が取れていて、とても暖かい作品になっていると思います。



いかがでしたでしょうか?

同じ花材をつかっても、

花瓶とオアシスのアレンジでは全く違いますし、

作られる方の個性でも、作品は全く異なってきます。



こうしたこと、頭の中で、どの花をどこにどう配置したら良いか、と考えながら、

おしゃべりをしつつ、手を動かすことは、脳のリフレッシュにもつながるかと思います。


また、作品は数日以上はあなたのお家を彩ってくれるのも素敵ですよね。


レッスンは全くの未経験者もWelcomeです。

もし、興味を持たれた方はこちらまで→ kiyo.happyroom@gmail.com


また、私がお正月に生けたお花のまだ枯れていないお花と

水仙1本、ストック1本、菜の花1本で

作品をリメイクしてみました。

出来栄えはイマイチではありますが、

アレンジしたお花は枯れたお花には「ありがとう」と言ってさよならをして、

まだ枯れていないお花は、小さな小瓶などに飾って、リメイクしてあげてくださいね。


次回は2月17日(日)、テーマは「クレッセント(三日月)」

その次は3月16日(土)、テーマは「ボックスフラワー」の予定です。


KIYOでした。


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