こんにちは。
上級心理カウンセラーのKIYOです。
下の写真のお花、何のお花か分かる方はいらっしゃいますか?
家のベランダで咲き始めたお花です。
というか、野菜です。
そう、ニンジンなんですw。
お料理の際に、頭の部分を切って捨てるのが忍びなくて、
水栽培をしてから、根が出てきてから、
土に移したら、
かわいらしいお花を咲かせてくれました。
私は人生の賢者ではないので、
今回は、実体験だけをお話します。
そこから、皆さんが、なにかを感じてくだされば、
幸いです。
私は昨年の11月に、事故にあい
右手橈骨神経麻痺という状態になり、
右手の機能の一切を失いました。
そして、仕事も解雇されました。
私は右利きなので、
ご飯は食べられない、
字も書けない
お風呂もろくに入れない、
着替えられない、
料理も作れない、
食器も洗えない、
洗濯物も出来ない…
そして、仕事もない…
ある日突然、全ての自分の機能、ある意味人生を失いました。
ただ、PCは左手だけでも打てたのが、幸いでしたが…
大学病院も含めて、3つの病院に行きました。
先生のおっしゃることは、皆同じ
「一生治らないかもしれない」
「手術をしても意味がない」
「リハビリ方法もない」
「回復に関して、出来ることは何もない」
悲しみと絶望感、そして「出来たこと」が出来ないことへの
いらだたしさ…
この先の人生への不安…
そんな頃に、左手で、
振り下ろすように切ったニンジン頭から咲いた花です。
そして、今、
私は右手の機能が8割程、回復して、
殆どのことが出来るようになりました。
ネイルアートすら出来るようになりました。
下の写真は右手でアートした左手です。
ここまで、右手の機能が回復をしたのは、奇跡的ですが、
あまり、信仰心のない私としては、
どうして、ここまで回復できたのかを、真面目に考えてみました。
一番大きかったのは、家族が私に同調せず、
「絶対に治る!」と強く信じてくれたことかもしれません。
いつも私の右手のことを気遣ってくれましたし、
「ちゃんとマッサージしてる?」
「ちゃんと電気(EMSパッド)してる?」
などと、声を掛けてくれたこと。
そして、ネガティブになる私を
「絶対に治るんだから!大丈夫よ」と
常に励ましてくれたことでしょうか。
あまりに家族が強く信じてくれるものだから、
私も、毎日、感覚のない右手をマッサージしたり、
EMSパッドをしたり、
行動することが出来ました。
励まされず、「そうね、もう治らないからどうしようもないね」と
家族も私と同じ気持ちになっていたら、
私は何の行動もせず、腕も治っていなかったでしょう。
ニンジンもそうです。
毎日、お世話を続けるという行動を止めなかったから、
素敵な花を咲かせてくれた。
実は、もう一つ、信じられなくても続けていることがあります。
それは、英語です(笑)。
私を知る人なら、私がいかに英語が出来ないか、
知っていると思います。
とはいえ、外資系で10年近く働いてきましたので、
それなりには出来ました。
でも、転職活動で、英語で面接を受けると、
最終的には、婉曲的に「バイリンガルレベルの英語力が欲しかった」と
言われて、落とされることが多かったんです。
そこで、4月から、ほぼ毎日(今まで休んだのは誕生日だけ)、
Webでの英会話をしています。
具体的に、どれくらい英語が上達したのかは分かりません。
でも、英語の英語でスラングが強い英語でなければ、
字幕がなくても、大体分かるようになりました。
普通ならば、「継続は力なり」で、
まとめられてしまうような話ですが、
私のポイントは
「続けていれば、必ず出来るようになるんだ!」と
信じていなかったことです。
もちろん、信じることの効果がプラスに働くことは
沢山あります。
しかし、信じることで、「しなければならない」という
「強い目標」に縛られることにもなります。
人によっては、この強い目標がやる気につながります。
しかし、強い目標に縛られて、パフォーマンスが出せなくなる人もいます。
だから、私は思うのです。
信じることよりも、行動する事の方が、大切なのでは?
と。
そして、その行動を継続させるためには、
もしかしたら、誰かの支えが必要かもしれません。
また、無理に継続させようと思うと、意外に成果が出ないものです。
この、強い意志≠成果は心理学的にも説明が出来るのですが、
今日は長くなりましたので、
この辺で。
それでは、
今日という日が
皆さんにとって、
少しでも幸せと感謝を感じられる一日でありますように。
KIYO
Comments