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執筆者の写真Lemongrass KIYO

樹木希林さんの一面広告から

こんにちは。

上級メンタル心理カウンセラー&マインドフルネススペシャリスト

マインドフルネスカウンセラーの

KIYOです。


秋が暖かいのか、寒いのか、

今年の秋は、夏もですが、

なんだか、風変りですね。


こんなお天気ですから、

皆さん、お身体ご自愛くださいね。


先日、新聞にこんな一面広告が出ていました。

(愛犬がどうしても新聞からどいてくれませんでした(-_-;))



宝島社の広告ですが、

内田裕也さんと樹木希林さん、そして本木雅弘さんファミリーの家族写真と共に、

樹木希林さんのメッセージが書かれていました。


「絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから。

だいたい他人様から良く思われても、他人様はなんにもしてくれないし(笑)。

迷ったら、自分にとって楽なほうに、道を変えればいいんじゃないかしら。

演技をやるために役者をいきているんじゃなくて、人間をやるために生きているんです。

代表作?ないのよ。助演どころか、チョイ役チョイ役って渡り歩く、チョイ演女優なの。

自分は社会でなにができるか、と適性をさぐる謙虚さが、女性を綺麗にしていくと思います。

楽しむのではなくて、面白がることよ。中に入って面白がるの。面白がらなきゃやっていけないもの、この世の中。

老人の跋扈(ばっこ)が、いちばん世の中を悪くすると思います。

病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ。

死に向けて行う作業は、おわびですね。謝るのはお金がかからないから、ケチな私にピッタリなのよ。謝っちゃったら、すっきりするしね。

”言わなくていいこと”は、ないと思う。やっぱり言ったほうがいいのよ。

こちら希林館です。留守電とFAXだけです。なお過去の映像等の二次使用はどうぞ使ってください。出演オファーはFAXでお願いします。

このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない。

えっ、わたしの話で救われる人がいる?それは依存症というものよ。

あとは、じぶんで考えてよ。」(宝島社、新聞広告より)


この文章を読まれて、

あなたはどう思われたでしょうか?


ある点では、共感し、

ある点では、そうではないと思い、

ある点では、私には出来ない、と思うかもしれません。


今回の私のコラムには、あえて、何かを書こうとは思いません。


ただ、ひとつ。

男性であれ、女性であれ、トランスジェンダーであれ、

若者であれ、老齢の方であれ、

あなたが考えることは、あなたのもので、

それは、あなたが大切にしなければならないことだと思います。


誰かが何を言おうとも、

あなたが、あなたの第一支持者でいなくてはいけませんね。


そして、あなたはあなたの人生を歩んでいるのであって、

社会や誰かから与えられた、肩書(父、母、部長、平社員、主婦、学生)で

生きているのではないということです。


私の駄文が過ぎてしまいました。


樹木希林さんのご冥福をお祈りするとともに、

皆さんが

小さな幸せと感謝に満ちた日々を送られますように。


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