こんにちは。
上級心理カウンセラーのKIYOです。
私はこのBlogをコラム的に書いています。
自分の知識、経験、リサーチをベースに、
長い時には1時間程かけて書いています。
ただの、Blogなのに?
と思うかもしれません。
でも、私が発信できることで、
誰かが少し、幸せを感じられたり、
ちょっと救われた気持ちになってくれたら、
私も幸せになれると思って書いています。
前置きが長くなりましたね。
今日は、認知行動療法にも関わる、
「認知」ということについて、
簡単に説明をしたいと思います。
例えば、雨が降っている日
ある人は
「雨なんて、嫌だなぁ…出かけたくない」
と思うかもしれませんし
「やったー雨だ!お気に入りのレインブーツが履ける!」
と思うかもしれません。
同じ出来事が起こったとしても、
感じ方、考え方は、
その人の経験、育ってきた環境、など様々な理由から
異なります。
メンタル的に悩んでいる方の多くは
この「認知」に「歪み」があると言われています。
カウンセリングでは、この「歪み」をみつけ、
「歪み」に気付いて、対処していく方法を
クライエント(相談者)とカウンセラーは話し合います。
私は、この「歪み」も個性の一つと考えています。
しかし、その「歪み」があなたを苦しめているのであれば、
「歪み」に気付いて、対処が必要だと思います。
「歪み」とは言えなくても、
「認知」(感じ方、考え方)で苦しむことはあります。
それが、考え方の癖です。
ここからは、プライベートな事例でお話します。
私は、正直に言って、
「どうして、そんな辛い事ばかり、あなたに起こるの?」
と多くの方に言われることが、
立て続けに起こりました。
最初は私もそうした辛いことを、そのまま受け止めてしまい、
悲しみのどん底にいました。
悲しみのどん底で、何もできずにいました。
違いますね。
何をしても、また悲しみのどん底に、自分で戻っていたのです。
ここで、「認知」の「歪み」は起きていなかったと、
私は思っています。
しかし、考え方の癖で「悲しみに戻る」ことをしていたのだと思います。
いわゆるネガティブ思考に浸る、ということです。
そして、先日、更に私を苦しめる出来事が起こりました。
私は打ちひしがれ、また「悲しみのどん底」、
ネガティブ思考に浸りかけてしまいました。
一人で号泣しました。辛くて、意識も朦朧としていました。
しかし、頑張って、浸ることを止め、
一歩を踏み出してみました。
まずは、落ち着く為に、マインドフルネスの瞑想を行い、
体を休めることにしました。
すると、どうでしょう。
自分が「悲しみのどん底」にいることには変わりありませんが、
「いつか、この悲しみを乗り越えられる」
「悲しみに耐えられる強さを得るために頑張ろう」
と思えたのです。
それは、ノボリフジを見ていた時でした。
私が、大好きな藤の花の逆さまバージョンのお花です。
私はネガティブ思考であることを、全く否定しません。
同じように、ポジティブ思考も否定しません。
どちらが、良い、悪いとも判断しません。
でも、私の場合、「ネガティブ思考」になることが
私を辛くする「考え方の癖」なのです。
それに気づくことで、ネガティブに陥ることなく、
前を向くことが出来ました。
そして、このノボリフジ(ヨリノボリ)ですが、
1年目は花を咲かせず、
2年目も花を咲かせず、
3年目に花を咲かせ、
そこからは無数に増えていく花なのだと、
お世話をしていたおじさんに教えていただきました。
まさに、今の私に教訓を与えてくれるようなお花です。
「石の上に三年」とでもいうのでしょうか。
そして、おじさんが、
「増えすぎて、切っているところだからあげるよ!」
と言って、下さったお花と、1年目の苗を
我が家に連れて帰りました。
皆さんも
考え方の癖について、
少し、考えてみてはいかがでしょうか?
きっと、より楽に暮らせる、生きれるヒントを見つけられるかと思います。
それでは、
今日も皆さんが、
少しでも幸せと感謝を感じられる一日でありますように。
KIYO
Comments