皆さん、こんにちは。
上級心理カウンセラーのKIYOです。
今日は、昨日行ったフラワーアレンジメント教室から
私自身が、改めて感じたことをお話したいと思います。
日本には様々な「道」があります。
「柔道」「剣道」「書道」
日本人は「道」が好き、とも言われています。
特に「武道」を行う前には
「黙想」と言われる、瞑想のような、精神統一が行われます。
また、「華道」「書道」においても、
精神統一と集中が求められます。
では、フラワーアレンジメントは?
ヨーロピアンフラワーとも言われますし、
「華道」とはお花の活け方のルールも、お花の扱い方も違います。
しかし、この現代の日本において、
私は「フラワーアレンジメント」も「華道」の亜種だと思うのです。
私がフラワーアレンジメントを習っていた頃、
生徒の方がグループでいらいしていて、
おしゃべりが盛り上がってしまい、
いつも先生が注意をしていました。
私の教室では、おしゃべりは禁止にはしていませんが、
皆さんが集中しているので、
そうした状態にはなりません。
勿論、しーんとした無言の空間ではなく、
軽いおしゃべりで和やかな雰囲気ではあります。
下の写真は今回の生徒さんの作品です。
どう思われますか?
フラワーアレンジメント&華道の経験が3回目、2回目の生徒さんの作品です。
しかも、1時間半も掛かっていません。
私はどの作品も素晴らしいと思っています。
そして、同じ材料を使っているにも関わらず、
違う作品が出来上がったことも、素晴らしいと思います。
これだけの素晴らしい作品が出来たということは、
技術力だけではなく、集中力の賜物だと思います。
人間は、集中することで、パフォーマンスをUPすることが出来ます。
逆に、集中せずに、一つの事をしても(他の事を考えながら何かをしても)、
良いパフォーマンスはだせません。
この理由はまた、別の回で説明したいと思います。
また、お花は、一輪とて、同じ花はありません。
それをまとめて一つの作品にするには、
その花に合った、処理、切り方、挿し方を考えなければなりません。
ただ、花を挿しただけでは、良い作品にはならないのです。
これは、マネージメント力、コミュニケーション力と同じだと思いませんか?
その人に合った、対応をすることが、
良い結果につながることは、きっとご想像がつくかと思います。
また、フラワーアレンジメントでは色や花の配置も考慮します。
これもプロジェクトでの人員配置、組織作り、
家族での役割分担決定の能力につながるものだと思います。
適材適所、これもフラワーアレンジメントで学べるものだと思います。
勿論、一番大切なことは、
花を愛でる心を持っているということです。
不思議なことに、心が乾いている時には
花すら、邪魔な存在に感じてしまいます。
たった一輪でも良いです。
あなたの生活にお花を仲間に入れてあげてください。
買わなくても、飾らなくても構いません。
駅までの道のりの、ある家のお花がキレイだった。
かわいい花が道端に咲いていた。
レストランやカフェのテーブルに小さな花が生けられていた。
そんな小さな生物の変化に気づける余裕を持っていただければと思います。
長くなりましたが、
今日という日が、あなたにとって
少しでも幸せと感謝を感じられる日でありますように。
KIYO
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