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執筆者の写真Lemongrass KIYO

自分を愛せというけれど…

こんにちは。

上級心理カウンセラーのKIYOです。


今日は、よく言われる「自分を愛しなさい」ということについて、

私の経験と視点からお話したいと思います。



正直に言えば、私自身は「自分を愛しているか」に

即答でYesかNoで答えなければならないとしたら

「No」と答えてしまうでしょう。


そうすると、多くの人に言われるのが

「自分を愛せない人が、他の人を愛せるはずがない」

と言います。


それは、本当でしょうか?


私の考えですが、

多くの人が「自分を愛しているか」と

考えたことがないのではないかと思います。


「自分のことが好きか」と言われたら「好き」という人も

多いでしょう。


しかし、日本人が世界的に「自分を愛せない」ということは、

データに出ています。


では、「自分を愛せない」人が多い日本人は

「他人を愛せない」国民なのでしょうか?


私の答えは「NO」です。


もし、「YES」だとしたら、

いわゆる「おもてなしの心」や

穏やかな人間関係も否定してしまうと思うからです。


だから、私はこう思うのです。

「自分を愛していることに気付いていない」

「自分を愛していることに気付けない」

だけなのだと思います。


本当は愛しているのです。

でも、「愛してる」とは、

日本人の真面目な性格から

「こんなことは短所だし」

「こんなことも言っちゃうし」

「外見がもっと、こうだったら愛せるのに」

とマイナスな感情が浮かんできて、

「自分を愛している」と言えないだけなのです。


私は、自分を愛していると言えるように、

色々と努力をしています。


具体的には、

人に優しく出来たら、自分にイイネを送る

目標に向かって、頑張れたら、自分を褒める

人から、自分を褒められたら、素直に受け入れる

などです。


自分を愛せなくても、

愛していると口に出せなくても、

いいと思います。


自分に対する愛を感じられれば良いのです。


自分を他者と同じように大切にすること。

他者を自分と同じように大切にすること。


当たり前のようなことにも、感謝する。

感謝は言葉に出してみる(心の中でも)。


そうすることで、

少しずつ、自分への愛「自慈心」が育まれると思います。



それでは、

皆様にとって、

今日という日が、

少しでも幸せと感謝を感じられる日でありますように。


KIYO






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